スキルカードはタイムラインのどこに置かれるのか?
超高難易度クエストをやっていると、面倒なのはタイムラインの管理です。タイムラインの流れを事前にシミュレートできるように、タイムライン関係の仕様を色々調べていたのですが、「『スキルカード設置』の『設置』はどこに置かれるのか」は探した限り見つからなかったので、調べることにしました。
1. スキルカードの仕様
- 硬直値はカードのスキルに設定されている硬直%から計算される。
- SPDはカード設置者のSPDとなる。
- カード設置者の受けているSPDバフ/デバフは反映されない。
- きららスキルによるカード設置の場合、その時にターンが回ってきているキャラクターのSPDを参照する。
参考:きらファン計算機
2. 結論
スキルカードは、そのときタイムラインの先頭にいたキャラを基準とし、「スキルカード設置者のSPD(バフ/デバフは反映されない)」「スキルカードのスキルによる硬直」から算出された硬直値の箇所に設置される。
3. 検証
硬直%はきらファン解析 Wiki、硬直値の計算にはきらファン計算機を用いた。
きらファン解析 Wiki - Kirara Fantasia Analysis Wiki
3.1 キャラ(クリエメイト)によるカード設置
やはり、スキルカードは先頭のキャラを起点として、「スキルカードの行動による硬直」ぶんだけ後ろに下がったところに置かれるようです。
— 字はCivi (@DrPCTArOs) 2020年8月28日
なおきららスキル以外のスキルカードは現状すべて硬直が100%なので誰で実験しても差は無いと判断しました。 pic.twitter.com/AX3Sn5wioT
この動画では、Wave開始時の位置は
チノ:SPD126&ぶきスキルによるSPDアップ38%より、硬直値は37
ゆのっち:SPD140より、硬直値54
万年さん:SPD136より、硬直値56
である。
チノは初手で通常攻撃を使った。通常攻撃の硬直は75%より硬直値は28。37+28=65の位置に移動した。
ゆのっちと万年さんの行動と、それによる移動場所は以下のとおり。
ゆのっち:回復スキル(硬直135%)より硬直値は72。54+72=126の位置に移動。
万年さん:狙われやすさアップスキル(硬直130%)より硬直値は72。56+72=128の位置に移動。
その後チノはセサミと交代した。交代による位置移動は発生しないため、セサミは65の位置にいる。セサミはスキルカード設置スキルを使用。セサミのスキルカードのスキルは、硬直が100%である。セサミのSPDが124なので、硬直100%だと硬直値は62。セサミの位置が65なので、65+62=127の位置にスキルカードが出現。
なお、スキルカード出現位置に既にキャラが居た場合、スキルカードが後ろに配置される。
スキルカードと同じ硬直値のキャラがいた場合、そのキャラの後ろに配置されるようです。 pic.twitter.com/jTgttpIEh8
— 字はCivi (@DrPCTArOs) 2020年8月28日
詳細は省くが、万年さん&水着チノの位置は56→127である。
どうやらきららファンタジアのタイムライン位置移動では、先に移動したキャラのほうが先に来るようになっているらしく、この結果はそれに準じている。
参考
この間ソースコード読んで確かめたけど、行動する時とスタンや追撃で飛ばされる時は確かに違うコードが作動してる
— Haidong Gong (@UCieloSereno) 2020年1月19日
簡単に言うと片方は自分より大きい数字に当たるまでどんどん超えていくけど
もう片方は自分より小さい数字だけを超えていくので
同位置になる場合、違う結果が見えるというわけ
3.2 きららスキルによるカード設置
3.2.1 きららスキルの場合、先頭キャラに影響される
先頭のキャラが変わることできららスキルのスキルカードの位置が変わる。
— 字はCivi (@DrPCTArOs) 2020年8月28日
こちらはトオルの場合。 pic.twitter.com/cDLfPzfhFT
こちらはLv.1の星3宮子に変わった場合。他のセットアップはまったく同じだが、ハッカの後ろに設置されている。 pic.twitter.com/qszSvzTzbZ
— 字はCivi (@DrPCTArOs) 2020年8月28日
同じ状況でスキルカードを設置したにも関わらず、トオルを先頭にした場合はハッカの前、宮子(星3, Lv.1)を先頭にした場合はハッカの後ろに配置される。
これにより、きららスキルによるスキルカード設置場所は、先頭キャラの影響を受けていると考えられる。
3.2.2. スキルカードのスキルによる硬直%に影響される
スキルカード設置時にSPDバフ/デバフは参照されてないであろうことを察したケースを撮影。
— 字はCivi (@DrPCTArOs) 2020年8月28日
次にツイートする動画と併せることで、さらに「スキルカードのスキルの硬直分後ろに下がった位置になってそう」と思ったケースにもなる。 pic.twitter.com/Yf3rB3351k
まったく同じ状況だが、きららオーブを桜Trickのオーブに変えたケース。
— 字はCivi (@DrPCTArOs) 2020年8月28日
そうりょのオーブのスキルカードの硬直は80%だが、桜Trickのオーブのスキルカードの硬直は100%である。 pic.twitter.com/bQ9W3SY0bA
まったく同じ状況だが、そうりょのオーブのカードと桜Trickのカードの位置が異なる。そうりょのオーブ由来のスキルカードはスキルによる硬直が80%だが、桜Trickのものは100%である。
ゆえに、スキルカードの配置箇所は「スキルカード自身のスキルの硬直%の影響を受ける」と考えた。
なおクリエメイトが設置するスキルカードはすべて硬直が100%なので、実はあまり関係ない。
3.2.3. SPDバフの影響を受けない
先ほどの動画だが、チノは中ダメスキルではカードの前、特大ダメスキルでは後ろに配置される。
チノのSPDは126、常時SPDアップ38%である。中ダメスキルは硬直が120%で硬直値は45、特大ダメは硬直135%で硬直値は51。スキルカード設置がSPDアップの影響を受けると仮定すると、中ダメスキルでもカードの後ろに配置されるはずである。
ここで、「SPDアップの影響はうけず、硬直80%の位置に置かれる」と仮定すると、SPD126の硬直80%の硬直値は48なので、動画の状況と合致する。
ゆえに、「SPDアップの影響はうけず、硬直80%の位置に置かれる」ような気がした。
4. まとめ
SPD速いキャラが先頭にいるときにカードを置くと、カードが素早く動く。