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【きらファン】カレンと宮子、どちらが強いのか?

カレンと宮子は物理攻撃のアタッカーとして有名です。カレンが覚醒MAXになったため、カレンと宮子、どちらのほうが強いのか?二者の差は何なのか?ということがちょっと気になり、考えてみました。

2020/01/13追記:宮子の自動スキルの処理が間違っていたので修正しました。

 

 1. ダメージ計算の基本

与ダメージに関わる要素は以下の7つです。

  1. アタッカーの攻撃力&攻撃力アップ系バフ
  2. 一度だけ攻撃力アップ系バフ
  3. 属性相性や、属性耐性
  4. クリティカルか否か
  5. とっておき効果
  6. クリティカル時のダメージ
  7. 敵の防御力

 攻撃力アップ系のバフはバフ/デバフが一切無い状態を100%とすると、250%まで上昇します。

一度だけ攻撃力アップ系バフは複数かかった場合は上書きされ、最後の1つのみが適用されます。

属性ダメージは今回はすべて等倍で考えます。

クリティカルをすると与ダメージが1.5倍になります。クリティカルになる確率は「クリティカル率アップ」のバフによって上げられます。このバフの効果は累積します(加算される)。

「クリティカル時ダメージアップ」系のバフによってこの項における倍率が増えます。クリティカル時ダメージアップは200%まで上昇します(つまり最大で3倍のダメージを与えられる)。

とっておきを2つ以上連続で使用すると、2,3人目のとっておきの威力が増えます。今回はアタッカーのとっておきしか使わない想定なのでこの項は1.0で計算します。

敵の防御力を下げれば与ダメージを上げられます。何もデバフのないときの防御力を100%とすると、防御力は33%まで下げられます。今回は敵へのデバフは無いものとします。

 

2. カレンに必要なセットアップ

2.1 カレンのステータス

※引用元:Kirara Fantasia Wiki

※Lv.100、なかよし度5、コンテンツ施設設置済み&Lv.10、職業訓練所Lv.10×3、専用ぶきLv.50の場合

覚醒0

ATK:3,460 (武器のATK込みで4,105)

とっておき(Lv.25):特大ダメージ(4454%)、味方全体のクリティカル率が一定ターン小アップ(74.0%)

クラススキル2(Lv.25):自身のATKが一定ターン小アップ(22.2%)

専用ぶきスキル(Lv.50):自身の物理攻撃が一度だけ特大アップ(135.0%)、次の攻撃が必ずクリティカルになる

専用ぶき自動発動スキル:クリティカル時のダメージを中アップ(33.0%)

 

覚醒MAX

ATK:4,160 (武器のATK込みで4,805)

とっておき(Lv.35):特大ダメージ(5117%)、味方全体のクリティカル率が一定ターン小アップ(85.0%)

クラススキル2、専用ぶきスキル、専用ぶき自動発動スキル:(覚醒0と同じなので省略)

 

2.2 最低限のセットアップ

カレンの場合、最も重要なのは専用ぶきのスキルです。そのため、少なくとも「専用ぶきのぶきスキル」→「とっておき」の2回の行動が必要になります。余裕があるならクラススキル2を使ってATKをアップさせると更にダメージが増えます。

プロローグ、「導かれし出会い」に出現するクロモンはすべてDEFが80です。このクロモンに対して与えられるダメージは、(属性相性を等倍として)

覚醒0&ATKアップなし:151,793~178,581

覚醒0&ATKアップあり:185,479~218,211

覚醒MAX&ATKアップなし:204,126~240,148

覚醒MAX&ATKアップあり:249,411~293,425

です。

 

3. 宮子に必要なセットアップ

3.1 宮子のステータス

※引用元:Kirara Fantasia Wiki

※Lv.100、なかよし度5、コンテンツ施設設置済み&Lv.10、職業訓練所Lv.10×3、専用ぶきLv.50の場合

覚醒0

ATK:3,548 (武器のATK込みで4,209)

とっておき(Lv.25):自身のクリティカル率を一定ターン中アップ(162.8%)、特大ダメージ(4454%)

クラススキル2(Lv.25):自身の物理攻撃が一度だけ大アップ(88.8%)

専用ぶきのぶきスキル(Lv.50):自身を中回復(75.90%最大HP)、特大ダメージ(3000%)

専用ぶき自動発動スキル:以下の3つ

1. 自身の行動によってHPが回復したとき、最大HPの200%の値まで回復されうる。

 

2. 自身のHPに応じて自身のATKが増減する。

HPが0%以上100%未満:-25%

HPが100%以上101%未満:±0%

HPが101%以上200%未満:+50%

HPが200%:+100%

 

3. 自身のクラススキル・通常攻撃使用時に、自身に最大HPの5%分のダメージ(この効果によってHPが0になることは無い)。

 

覚醒MAX

ATK:4,248 (武器のATK込みで4,909)

とっておき(Lv.35):自身のクリティカル率を一定ターン中アップ(187.0%)、特大ダメージ(5117%)

クラススキル2、専用ぶきスキル、専用ぶき自動発動スキル:(覚醒0と同じなので省略)

 

3.2 最低限のセットアップ

宮子の場合、専用ぶきの自動スキルが最も重要です。そのためHPが200%の状態でとってきを使えるようにします。しかし宮子本人の回復スキルだけでは(簡単には)HPが200%に届かないため、おそらくほとんどの人は専用ぶき自動スキル解放済みのゆのっちを相方として採用すると思います。またクラススキルが「一度だけ物理攻撃アップ」なので、なるべくこのバフをかけた状態でとっておきを使いたいです。クラススキルを使うと自動スキルの効果で最大HPの5%分のダメージを受けてしまうため、「宮子のクラススキル」→「ゆのっちの専用ぶきスキル」→「宮子のとっておき」という流れが最短でしょうか。

 

3.2.1 ゆのの専用ぶきのスキル

※引用元:Kirara Fantasia Wiki

専用ぶきのぶきスキル(Lv.50):以下の3つ

1. 味方単体を特大回復(168.00%HP、同属性なら193.20%HP)

2. 味方単体のクリティカル時ダメージが一定ターン中アップ(33.0%)

3. 味方単体のATK,MAT,DEF,MDFが一定ターン大アップ(30.0%)

 

専用ぶき自動発動スキル:以下の2つ

1. 自身がスタン状態にならない

2. 自身の行動によってHPが回復したとき、最大HPの200%の値まで回復されうる(リカバリー除く)。

 

今回は自動スキルが大切な要素なので実際は最終進化していなくても大丈夫なのですが、最終進化済み&ぶきスキルLv.50であるとして話を進めます。

 

3.3 クリティカル

カレンの場合は専用ぶきスキルでクリティカルが確定になっていましたが、宮子はとっておきの効果として(攻撃前に)クリティカル率中アップがあるだけで、これだけでは確定になりません。

実際計算してみると、クリティカル率は

覚醒0

属性相性が「ばつぐん」の場合は94.1%、「デフォルト」の場合は82.8%

覚醒MAX

属性相性が「ばつぐん」の場合は100.0%、「デフォルト」の場合は93.6%

です。なおランプの限界チャレンジなど、一部の超高難易度クエストで出現する敵に対してはクリティカル率0.0%のこともあります(クリティカル確定の場合はちゃんとクリティカルが出る)。

クリティカル率を100%にしたい場合、以下の2つのどちらかが必要です。

  1. 宮子にクリティカル確定を付与する
  2. 宮子にクリティカル率アップバフをかける
3.3.1 クリティカル確定付与

クリティカル確定を付与できるのは、きららスキル(せんしのオーブ)か、ポルカのクラススキルです。きららスキルの場合は特に問題はありませんが、ポルカのクラススキルの場合、「味方単体の物理攻撃が一度だけ小アップ」が一緒についてきます。一度だけアップ系のバフは上書きされてしまうため、ポルカを用いる場合はスキルを使う順番に気を付けてください(「ポルカのクラススキル」→「宮子のクラススキル」の順に使うと宮子に「次回クリティカル確定」と「物理攻撃が一度だけ大アップ」のバフをかけられる)。

 

3.3.2 クリティカル率アップバフを付与

キャラクターの中にはクラススキル、とっておき、専用ぶきのぶきスキルによって味方キャラクターに「クリティカル率アップ」バフを付与できるキャラクターが存在します。詳細は割愛しますが、今回の場合「クリティカル率小アップ」以上のバフが追加で1つ以上あれば属性相性が「デフォルト」でもクリティカル率100%になります(覚醒状態問わず)。なので、「クリティカル率小アップ」のバフのみがかかっているとします(実際には「クリティカル率アップ&ATKアップ」のようなバフもあるため、そういったスキルを使えば火力が伸びる)。

 

3.4 与ダメージ

整理しますと、最終的に宮子にかかっているバフは以下のようになります。

  1. ATKが倍
  2. ATKアップ(30%)
  3. 一度だけ大アップ(88.8%)
  4. クリティカル
  5. クリティカル時ダメージアップ(33.0%)

カレンと同じく、プロローグ「導かれし出会い」に出現するクロモンに対して与えられるダメージは、(属性相性を等倍として)

覚醒0:325,106~382,477

覚醒MAX:435,616~512,490

です。

カレンと比べるとものすごく高いですね。ただカレンのときはゆのっちのバフが無かったので、試しに最初に行ったカレンの与ダメ想定状況にゆのっちのバフを足すと、カレンにかかるバフはこうなります(カレンのクラススキル2も使用した想定とします)。

  • ATKアップ(22.2%, 30%)
  • 一度だけ大アップ(135.0%)
  • クリティカル
  • クリティカル時ダメージアップ(33.0%, 33.0%)

この場合プロローグ「導かれし出会い」に出現するクロモンに対して与えられるダメージは、(属性相性を等倍として)

覚醒0:288,314~339,194

覚醒MAX:387,753~456,181

 

 やはり宮子のほうがワンランク上。

 

4. 結論

  1. 宮子はゆのっちが相方として欲しいが、カレンはカレンのみでも活躍できる。
  2. 宮子はHP管理が必要だが、カレンはゲージさえ貯まっていれば「ぶきスキル」→「とっておき」ですぐに高火力を出せる。
  3. 宮子のほうがダメージは高い。

以上の理由より、「宮子のほうがダメージが高いが、カレンのほうがセットアップが簡単」という結論になりました。

フレンドから借りるならカレンのほうが簡単ですね。

 カレンは専用ぶきを最終進化させないといけませんが、宮子の場合は自動スキルさえ開放していればいいのでそこもポイントですね。

今回はバフのみを考慮しましたが、「月属性耐性大ダウンは小梅【バレンタイン】がクラススキルで持っているが、陽属性耐性大ダウンは松本 頼子(ゆゆ式)のとっておきのみである(中ダウンなら松本 頼子のクラススキルやランプのクラススキル等がある)」みたいなところまで考えるとより細かく詰められそうですが、ここまでくると各プレイヤーのキャラクター召喚&育成状況や敵の状況(属性、数)、フレンドのサポート状況次第みたいなところもあるので、この記事では考えないことにしました。

 

参考リンク

Kirara Fantasia Wiki

きらファン計算機